大学演劇サークル仲間　／　K.S
　


耕太は常に前向きに頑張っていて、弱音をはかないタイプです。
恥ずかしがり屋。人見知りをします。
あんまり自己主張しない方で、普段はそんなにおもしろいことを言わないが、演劇の舞台にたつと独自のセンスを発揮する。他の人がやっても面白くないセリフや動きを、あいつが演じると面白いんです。動きやセリフの言い回しに独自の癖があって、それが面白い演技に繋がっている。

映画が好きで、ハリウッド映画よりもヨーロッパや日本の映画をよく見ていたと思います。流行の服や本には興味がなく、人と同じことをすることが嫌いそうです。
静かなところや自然の中でぼんやりするのが好きです。

出発の１ヶ月前の８月２日、二人で神奈川の大磯に車で釣りをしにいきました。釣りの話、サークルの話、宇宙の話、家族の話、それに役者論などを交わしたように思います。ちょうど、その日、亀田興毅が世界王者になった日で、２人でパーキングに止めて、カーナビで応援しました。耕太はしきりに「感動した」と言っていました。人の生き方といったようなものを２人で熱く語り合いました。

この日はインドの話はしなかったです。その後、一緒に飲んだ時に、インド行きのことを聞き、メールでチケットのことを聞かれたり、電話でちょっと話したりしました。飛行機が深夜に着くことも電話で聞きました。

耕太は自分から学業を投げ出していなくなったり、薬や宗教にはまったりするような人ではないと思います。友人として自信を持って言えます。真面目な人です。

皆様、どうかご協力、よろしくお願いいたします。

　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大学演劇サークル仲間　／　ＥＮ

いつも冷静に周りをみていて、たとえば誰かが落ち込んでいる時、わざとらしい慰めの言葉は言わずに、さりげなく、しかし心に染みる一言を言ってくれます。誰かが苦しんでいるときに、自分を犠牲にしてもその人のためになろうとするようなところがあります。そんな耕太はサークルでは誰からも好かれています。

人を笑わせる才能もあり、コメディに引っ張りだこの役者です。いつもは物静かな篠崎君ですが、ひとたび舞台に出ると、観客を笑いの渦に巻き込みます。彼の芝居を見終わった後は、不思議と明るい気持ちにさせられるのです。

カンボジアのボランティア・ツァーに一緒に行ったときには、畑作業をしながら村の子どもたちとよく遊んでいました。子どもたちが篠崎君の周りに集まってくると、身振り手振りでコミュニケーションをとり、すぐに人気者になっていました。

素直で純粋な人です。

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　サークル仲間の保護者　／　ＭＮ　

　　　　　　

耕太君は１年のとき、新人公演の「サバクの一滴」という芝居で、新撰組の近藤勇を演じました。小柄で華奢な耕太君が、近藤勇とはちょっと意外な配役でしたが、彼は実に軽妙に演じていました。テレビの政権放送に出て（時代を超えた芝居でした）、緊張のあまりどもっていた彼のコミカルな演技が、今でも目に浮かびます。ちょっと受け口で、一見すると大人しそうな印象ですが。

後日、耕太君のお母様から大学で耕太君が演劇を始めたのに驚いたこと、中学までは野球少年だったと聞きました。

また耕太君の軽妙な演技が見られることを信じています。


ＰＳ：捜査の関係者によると、カッとしやすかったり、駄々っ子だったりすると、思わぬトラブルに巻き込まれることもあるそうですが、耕太君にはそういう面は微塵も感じられません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高校時代友人　／　木村仁

 
耕太は人見知りなわりに社交性がある青年で、時には皮肉も言ったけれど、僕はそんな耕太の性格が好きで、高校時代はよく一緒にいました。

耕太が１日も早く見つかることを切に願っています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　従妹　／　小林亜美

会いたい、会いたいと思いつつ、ここ何年も会えていないのですが、
耕太くんは、小さい頃からユーモアのある面白い人だったと思います。
会う度に新しい事を教えてくれて、本当に彼に会えるのが楽しみでした。
周りに上手く溶け込み、ムードメーカーだった様な気がします。

彼がインドに行ってから、今の彼の事を多く知ったのですが、ボランティアや演劇等に興味があると知って驚きました。

早く彼といろいろな話がしたいです。